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この自律神経は、生命を維持するために自動で機能していますから、私たちがどうすることも出来ません。 自律神経を思うように自分でコントロールすることはまず無理なのです。 もちろん、精神性発汗は緊張が原因ですから、交感神経を自由にコントロールし、脇汗を止めることが出来れば問題ないのですが、それは無理なことなのです。
ですが、自律神経に働きかけることは私たちにも出来ます。 それが、呼吸法なのです。 息を吸ったり、吐いたり、呼吸は普段、私たちが意識せずに行っているものですよね。 これが止まったら死んでしまいますので、呼吸は私たちが意識しなくても、勝手に体が続けているものです。 この呼吸法を意識して行うことは、例えばヨガなどでも取り入れられていますし、呼吸を意識することで体によい変化をもたらすことは広く知られています。
そして、呼吸法をトレーニングすることによって、緊張で出てくる脇汗を止めることが可能になります。 例えば、脇汗対策のあるプログラムでは、呼吸法のトレーニングにプラスして、自己暗示をかけることで汗をストップさせる効果があるそうです。
脇汗で病院に通う人もいらっしゃいますし、手術や薬で改善しようとしている人もいらっしゃいます。 ですが、このようなプログラムでしたら、脇の手術をして身体に傷をつけることもありませんし、薬を服用することもないですから、何よりも身体に優しいですよね。 脇汗の対策で悩んでいる方は、このように呼吸法を取り入れた脇汗改善のプログラムを実践してみると良いかもしれません。
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