|
一般に「ほくろ」と呼ばれているものは「色素性母斑(しきそせいぼはん)」です。「母斑(ぼはん)」というのは、皮膚の先天的奇形です。異常を示す細胞の種類によって色々な種類に分類されます。ほくろは、メラニンをつくる色素細胞の異常でおこった母斑の一種です。母斑のなかには、色素性母斑のほかに、蒙古斑(もうこはん)や太田母斑(おおたぼはん)、ならびに扁平母斑(へんぺいぼはん)があります。
ほくろは、先天性と後天性のものがあります。生まれたときからある先天性のもので、大型でしかも濃い毛がはえているものは「先天性色素母斑」とよばれます。一方、後天性のものは2〜3歳頃から次第に数がふえ、なかには生涯増え続ける人もいます。大きさは直径6〜7ミリメートル以下で、褐色または黒色のドーム状の隆起です。
ほくろはじめ、母斑については多くの場合、医療の必要はありませんし、肌のトラブルといえるものかどうかも問題ですが、美容上の理由からトラウマを避けるために皮膚を器械でうすく削って色を薄くする手段や化粧品によって隠す手段、ドライア椅子圧抵法によるレーザー医療が行われることがあります。
1日7秒裏技バストアップ術
家にいてもできた・・・!美肌・美白・モテ肌製作所
注意すべきほくろ「黒色腫(こくようしゅ)」 半年以内で鉛筆の太さ以上(直径7ミリメートル以上)に、急速に大きくなったほくろや、周囲が不規則で黒い色が染み出したようにみえるほくろ、それともしみは注意が必要です。これは癌である可能性があるからです。放置しておくと、身体中に転移してしまう危険があります。さらに言い添えるならば、早期発見ができれば手術で完全に治る癌です。
|