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前回に引き続きまして、アミノ酸シャンプーの見分け方をより詳しくご紹介いたします。 前回は、まず価格が高いものをピックアップしてあたりを付け、そのあとで成分表をチェックし「ココイル〜」や「コカミド〜」というような成分が含まれているかどうかで、アミノ酸シャンプーを見分けるという方法でした。
これは、非常に簡単に出来ることですし、お店でさりげなく行えることですから、とても役に立つ方法ではあるのですが、以前にもお話いたしましたように、アミノ酸がほんの少しでも配合されていれば、アミノ酸シャンプーということが出来るのも事実なのです。 ですから、正確にお話すると「ココイル〜」や「コカミド〜」という成分が書かれていたとしても、本来の意味であるアミノ酸シャンプーではない場合があるということも忘れないようにしてください。
その場合の見分け方といたしましては、成分表の中に、さらに「ラウリル〜」や「ラウレス〜」といった成分がないかどうか、よく確かめてみてください。 もしも、この成分があった場合には、高級アルコール系の界面活性剤との合成である可能性が高まります。
高級アルコール系というのは、「高級」とついていますが、高品質と言う意味ではなく、炭素が多いということに過ぎません。 これは一般的なシャンプーに含まれている界面活性剤のことですから、合成品である以上は、アミノ酸シャンプーとしての働きを期待しすぎてはいけません。
ですから、購入するときには、「ココイル〜」や「コカミド〜」といった成分だけでなく、「ラウリル〜」や「ラウレス〜」というような成分も配合されていないかどうか、しっかりと確かめることが見分け方の非常に重要な点でしょう。 |