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「EGF」はアンチエイジングに効果があるとされている成分です。 最近はこの「EGF」が配合されている化粧品をよく見かけるようになりました。 「EGF」というのは肌の再生を促進させることができるたんぱく質の一種で、肌本来が持っている成分です。 健康な肌の場合、ターンオーバーのサイクルは28日です。 これが紫外線やストレスなどの外的要素や加齢などによって乱れてきます。 そこでEGFによって人間が本来持っている肌を再生する能力を高めて、細胞を活性化して肌をよみがえらせていこうというのがEGFによる効果です。
EGFは元々医療の分野で使われていたものですが、2005年に認可を受けてから化粧品としても使われるようになりました。
医療現場では火傷の際の皮膚再生を促進するためや傷の回復促進のために使われていました。 このEGFがだんだん少なくなってくることで肌トラブルが起きてくるのです。 EGFは一般的に20歳をピークとして40歳くらいになると3分の1程度に減ってしまうそうです。
EGFが減少してくると、シミやソバカスなどの色素沈着が起きたり、保湿力が低下して肌が乾燥することでシワができたり、くすみやにきび、肌荒れなどが起こったりします。 EGF成分を補うことでターンオーバーを正常に戻していき肌トラブルを改善していくのです。 EGFはまさにアンチエイジング成分なのです。 肌が正常なサイクルで働いていないのに、外からいくら肌へスキンケアをして補ったとしても効果はあまりでません。 肌に正常なターンオーバーをさせることが美肌を作るための原点といえるのです。
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