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最近アンチエイジングで注目を集め始めた成分として「FGF」があります。 「FGF」というのは、肌の真皮の線維芽細胞を増やす働きのある成分です。 この線維芽細胞の働きが活発になることによって、年齢を重ねた肌に潤いを保って若々しいハリや弾力のある肌を作ることができるのです。 さらにFGFはEGFと共に使うことによって、真皮内のコラーゲン量が2倍以上になり相乗効果を得ることができます。 アンチエイジング成分としてどちらも見逃せない有効成分であると言えます。
FGFもEGFと同様に人間が本来持っているたんぱく質の一種です。 FGFには23種類ありそれぞれに違った役割を持っています。 「FGF-1」は化粧品用に適した配合がされています。 「FGF-2」は医薬品としてにきびの治療用に使われています。 「FGF-7」は頭皮ケア用に適した配合がされています。
FGF-1には線維芽細胞を増やします。 線維芽細胞とは、肌の健康にとって大切なコラーゲンやエラスチンやヒアルロン酸などの有効成分が作られる真皮を形成している細胞のことです。 そのため線維芽細胞が衰えてしまったら肌のハリや弾力、保湿を保つことができないのです。 線維芽細胞は20歳がピークでその働きも徐々に低下していきます。 40歳になると30%から40%程度になってしまうそうです。 そこでFGFを配合した化粧品を使うことによって肌の老化を止めることができるわけです。 元々体内にある成分のため安心して使える成分です。 加齢による肌の衰えを避けることはなかなかできません。 しかしFGFを取り入れて細胞から肌をよみがえらせることで若々しい肌へと近づけることはできます。
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