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体内でコラーゲンと言及する成分は、いろいろなことで活躍しています。 このコラーゲンが代謝不足になると、体にはどんな影響が出てくるのでしょうか? コラーゲンは体内で、常時、作られているものです。 ですから、その代謝が悪いと、体内にあるコラーゲンの量は、当然、減ってしまいます。
まず、コラーゲンが不足してくると、骨粗鬆症が心配されるでしょうね。 高齢者は特に心配する方策をとらなければなりません。 というのは、日本では65才以上で3分の1の方が、骨粗鬆症になっているというデータがあります。 本人に自覚症状がなくても、調べてみると、骨粗鬆症になっていることが分かった、と言った人が多くいらっしゃいます。 これは、高齢者でも男性より女性に多く見られる病気です。 本人に自覚がないために、気が付かない人がたくさんになるのですね。
骨粗鬆症は怖い病気です。 転んだだけで、骨折したり、くしゃみをしただけでアバラが折れたり、微細なことで骨折しやすくなります。 それは、骨の内側がスカスカになっていて密度が低いからなのです。 骨粗鬆症は昔からある病気で、よくおばあさんの腰が曲がったりすることも、これが要因と言われています。
では、コラーゲンはなぜ、骨に良いのでしょうか? 骨の成分は、コラーゲン、カルシウム、さらに付け加えるならばリンが合体したものです。 コラーゲンにカルシウムとリンがくっついて骨を形成しているのです。 コラーゲンが少なくなると、カルシウムやリンがくっつく場所もなくなってしまいます。
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