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体内にあるコラーゲンは、骨や軟骨に多く存在します。 また、他にも血管の壁や、けん、歯の皮膚や真皮にも多く存在します。
コラーゲンがテレビや雑誌で、これだけ大切視されているのは、体の中のたんぱく質の3分の1がコラーゲンと言われているからです。 美肌だけでなく、コラーゲンは、健康をキープするために必要な成分なのです。
一般に言われている「コラーゲンは美肌に良い」という話がありますよね。 これは、皮膚の下の、真皮にあるコラーゲンが7割もあることから、美容にはコラーゲンと言われているのです。 コラーゲンが占める割合が大きければ、大きいほど、コラーゲンを摂取したときに効果が現れやすいからでしょうね。
コラーゲンが他のたんぱく質と違う点は、細胞の外側に存在することです。 そして細胞同士をつなぐ大切な役をしています。
コラーゲンが少なかったり、なかったりしたら、細胞が結合せず、ばらばらの状態になってしまいます。 この結びつきは架橋と呼ばれています。 コラーゲンが増えることで、機構、細胞の結びつきが強くなり、柔軟性が出たり弾力性が出たりするのです。
お分かりになりましたでしょうか? もうお気づきだと思いますが、これが肌で言うと、ハリ、弾力ということなのです。 そして、体で言うと、動脈硬化であったり、関節が硬くなったりするわけです。 これが血管ですと、血管の壁の柔軟性に効果があり、血圧が変わっても、それによって柔軟に対応できるようになります。
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